2回目の企業訪問をしました!
あわら市男女共同参画推進市民会議の取り組み
男女共同参画推進市民会議とは、男女共同参画を推進するために活動している市民団体です。市民会議では、市内の企業を訪問して、職場での男女共同参画の状況を把握し、各企業の特色ある取り組みを市民の皆さんに紹介しています。
今回は、社会福祉法人緑進会 特別養護老人ホーム 芦原メロン苑を訪問し、職員の皆さんに家庭での育児や家事の分担、仕事との両立などについてもお話を伺いました!
社会福祉法人緑進会について
企業紹介
特別養護老人ホーム、地域密着型特別養護老人ホーム、ショートステイやデイサービス、さらにはケアプランセンターを運営しています。
企業の取り組み
幅広い年齢層の職員が在籍している中で、産休育休を取得しやすくしたり、時短勤務もできるようにしたりするなど、仕事と家庭の両立がとりやすい環境づくりに努めています。
地域の人の介護はもちろんのこと、職員の家族の介護相談にも乗ったりするなど、職員が働きやすいようにメンタルヘルスに力を入れています。
社員の方にインタビュー
女性社員Aさん
夫の帰宅が早いときは、夫が子ども達をお風呂に入れたり、食事を食べさせてくれたり、寝かしつけをしてくれます。また、母と同居しているため、食事の準備は母がしてくれるときがほとんどで、私は食事の後片付けや洗濯を担当しており、3人で効率よく家事の分担ができています。
学校行事がある際は、平日でもしっかり休みをとらせてくれるので、積極的に行事に参加することができますし、子どもが体調不良の際も休ませてもらえるので、仕事と家庭を両立しやすく、とても助かっています。
仕事中は事務所にいることが多いですが、男女比が半々で年齢が近い人も多いため、周りの人に相談しやすく、働きやすい環境で仕事ができています。
男性社員Bさん
家事の中では、洗濯、お風呂掃除、ごみ捨てなどを主に担当しています。ご飯は妻が基本的に作ってくれて、その間に自分は子どもの宿題を見ています。休みの日は、自分が料理をするときもあります。授業参観、運動会、通知簿もらいなど、子どもの学校行事がある際は、休みをとって積極的に参加しています。とくに授業参観では、普段気付かない子どもの成長を見ることができてうれしいです。
職場では、「男性だから」「女性だから」といったことで仕事を割り振りされることは全くなく、居心地も非常に良く、女性が多い職場なので、子どものことで休みを取るときも言い出しやすいです。
男性が家事に関わることは当然のことだと考えているので、「イクメン」という言葉に違和感があります。特に福井県は共働きの夫婦が多いので、夫婦で協力し合っていくことは大切だと思います。
インタビューを終えて
今回は、福祉施設に勤務するお二人にインタビューをさせていただきました。日頃から、ご家族間で協力して家事や育児に取り組んでおり、改めて協力し合うことの大切さを感じました。また、職場でも性差をつけることなく、そのときに出来る人が対応するという考え方も素晴らしいと感じました。
今後も、男女平等の観点から各企業が取り組んている素晴らしい事例を紹介していきたいと思います。(男女共同参画推進市民会議委員)
アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。
お問い合わせ先
電話番号:0776-73-8003 ファックス:0776-73-1350
メール:kyoudo@city.awara.lg.jp