広報キッズ 第19回 市の財産
「市役所ってどんなところ?」「どんな仕事をしているんだろう?」疑問に思ったことはないかな?「市役所探検!広報キッズ」では、市役所の仕組みや仕事の内容を小学生のみんなにも分かるように説明するよ。
第19回 市の財産
みんなの家には、住んでいる建物のほかに、自動車やテレビ、冷蔵庫、それに銀行預金なんかがあるでしょ?そんなのを全部ひっくるめて「財産」っていうよね。あわら市にだって、みんなの家と同じように財産があるんだ。
ちょっと難しいけれど、市の財産は、大きく行政財産と普通財産に分けられるよ。行政財産は、市民に使ってもらったり市が仕事をするために使ったりするもので、例えば学校や公民館、市役所のほか、道路や橋、上下水道のことをいうんだ。この前完成した金津本陣にぎわい広場や芦湯なんかも行政財産の仲間だよ。もう一方の普通財産は、山林や一般に貸している土地、建物のことをいうよ。
2つの財産の大きな違いは、行政財産は原則として売ったり貸し付けたりできないってこと。そりゃそうだよね。学校や道路がある日突然ほかの人のものになるなんておかしいよね。
それに比べて、普通財産は売り払うことができるんだ。ただ、法律で決められた金額や面積以上の土地などを売ったり買ったりするときは、市議会の議決が必要だよ。普通財産である市有地の売り払いの情報は、広報あわらや市のホームページでお知らせするからお父さんにも教えてあげてね。
ほかにも、スクールバスや学校のパソコンなどの物品、いざという時のために積み立てている基金なども市の大事な財産なんだ。
市の財産は、言い換えれば市民全員のもの。みんなも大切に扱ってね。
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