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あわらでハタラコ。vol.30(田嶋さん)

最終更新日 2015年5月15日| ページID 006600 印刷する

市内に勤務する若者にリレー形式で話を聞くコーナー「ハタラコ。」

あわらに住み、あわらで働くことに魅力を感じている皆さんに、県外にいて気づいたあわらの温かさや、住んでみて実感するあわらの居心地の良さなどを教えていただきます。
また、一生懸命働く日々の中で皆さんが感じていることなどをお伝えし、「働くこと」や「仕事」とはどういうことか一緒に考えていきたいと思います。普段はあまり考えることもないかもしれませんが、この機会に少しだけ自身を振り返ってみませんか。

田嶋 清美 さん (地域おこし協力隊)

ハタラコ。第30回目は、地域おこし協力隊の田嶋さん(36)をご紹介します。あわらの魅力を全国にPRすべく、埼玉県からやってきた田嶋さんに、地域おこし協力隊の仕事やあわらの魅力についてお話しいただきました。

田嶋さん
インタビュー中の田嶋さん
芦湯で笑顔
芦湯で笑顔な田嶋さん

     

あわら市の地域おこし協力隊員です

温泉街をはじめ、地域全体の活性化を図るため、また、北陸新幹線開業を迎えて関東方面からの誘客を強化するため、今年4月にあわらの「地域おこし協力隊」として着任しました。
普段はあわら市観光協会に勤務しています。委嘱を受けてから2週間。関係各所への挨拶まわりに始まり、電話対応、5月の連休に向けた観光施設や個人旅行者への観光パンフレットの送付などをしています。新幹線の影響か、関東方面からの問い合わせの電話が多いなと感じています。
これから「湯~わくDori協議会」や「あわら温泉開湯130周年祭実行委員会」に参加しながら、地域おこし協力隊員としてあわら市の魅力を発信していきます。よろしくお願いします!
Facebookも随時更新中です。「あわら市 地域おこし協力隊」で検索してみてください。

埼玉県深谷市からやってきました

埼玉県深谷市で生まれ育ちました。深谷市は埼玉県の中でも北に位置し、群馬県との県境にあります。畑が多くて、農業が盛んで、特産品は根深ねぎの「深谷ねぎ」。そんなに都会じゃないです。深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」をご存知ですか?ゆるキャラグランプリのランキング上位キャラで、2014年には第2位を獲得しました。

中国への留学と就職

大学では国際協力について学び、卒業後に1年半、中国へ語学留学しました。中国での就職も考えて留学生向けの就職フェアにも参加しましたが、帰国して中国と関わりがある会社に就職しました。1つめの会社では事務を、2つめの会社では輸入に係る手続きを担当していました。

田嶋さん、あわらと出会う

「地域おこし協力隊」を知ったのは数年前のことです。平日は夜中近くまで働き、休日は疲労回復に充てるという生活を続けるのもどうかと思い、気になっていた「地域おこし協力隊」の説明会に参加してみました。
数ある市町村の中で、あわら市に目がとまったのは、あんまり過疎地だとやっていけるのか心配だったということもありますが、何より「温泉地で活動しよう」というところにひかれました。

あわらへの第一歩

福井県に来るのは面接のときが初めてで、面接の前に芦湯や吉崎、東尋坊などを案内してもらいました。
説明会に参加してから面接を受けるまでは、すごく悩みました。全然知らないあわら市をPRできるのか。この給料で生活できるのか。冬の雪も心配でした。今は昔ほど降らないと教えてもらいましたが、もともと雪のあまり降らない地域に住んでいる人間が思う「降らない」と、雪国の人の「降らない」が同じだとは思えないので、今でも不安ですね。
家族は私同様、福井県については永平寺や東尋坊を知っているぐらいでしたが、特に反対されませんでした。
いろいろ悩みましたが、受かるかどうかもわからないし、とりあえず応募してみようと決めました。

あわらで生活を始めて

今はまだ自分の生活を作るのにいっぱいいっぱいです。まちの第一印象は、やっぱり温泉。 
実際に住んでみて、近くにスーパーマーケットやドラッグストアはあるけれど、家具や家電などの生活用品を地元の皆さんは普段どこで買い物しているのか教えて欲しいですね。
この前のお休みは、まちの中をぶらぶらしてみました。車で行くとびゅーんと通り過ぎてしまうので、まちをゆっくり見て回れてよかったです。 

あわらで働く魅力

気軽に温泉に入れるところが魅力です。毎日温泉に入っていると、お肌のかさかさ感もなくて、温泉の効果を実感しています。あわら温泉は旅館によって源泉が異なるため温泉の効能もさまざまと聞いているので、いろんなところに入りに行きたいですね。仲良くなった旅館の女将さんにも誘っていただいたので、ぜひ行きたいです。

あわらの魅力

先日、富津金時を食べました。家でふかしてみたら、ほくほく感がちょうど良くおいしかった!他においしい食べ方があったら教えてください。富津金時だけでなく、食べ物全般おいしいです。地酒はまだ飲んでいませんが、福井県へ行くと言ったら日本酒好きな友人に羨ましがられました。
まちの人がフレンドリーですね。市長のFacebookや新聞で紹介していただいたおかげもあって、挨拶に行った先々で気軽に話し掛けてくれます。これから私を知らない人にどう絡んでいくか模索中です。

現在の職場の好きなところ

観光協会で働いて2週間ほどになります。前の職場がぴりぴりした雰囲気だったので、観光協会の雰囲気にほっとしています。でも、ほっとした雰囲気に流されず、気を引き締めないといけませんね。皆さんフットワークが軽いので見習っていきたいと思います。以前の仕事は外に出る機会が余りなく、会社で限られた人としか連絡を取らないような仕事だったので、じっとしていない仕事でうれしいです。

仕事をするときに心掛けていること

メインの仕事がこれからなのでまだなんとも言えませんが。これから「湯~わくDori協議会」や「あわら温泉開湯130周年祭実行委員会」に参加させてもらいますが、これまでの経緯なども確認して、一緒にやっていきたいです。

田嶋さんにとって「働く」とは

自分自身、誰かに「働く」ってどんなこと?と聞きたいくらいです。
「働く」と、いろんな経験ができます。良いこともあれば、嫌なこともすごくあるけれど、それをも含めて、経験することでしょうか。

田嶋さんのこれから

「地域おこし協力隊」として、いろんな人の話を聞いていきたいです。ご挨拶に伺った旅館やお店の人たちだけでなく、ふつうの地元の人たちの話も聞いて、一緒に活動したいと思っています。

これから就職する人へ

悩んでるなら、悩んでばかりいないで、一歩踏み出してください。興味があるなら、話を聴きに行けばいい。まずは動くことが大事。それで失敗することもあると思うけれど、失敗を恐れて立ち止まったままでいないで、また一歩踏み出してください。

勤務先情報

あわら市観光協会
おしえる座ぁの隣です。

一般社団法人 あわら市観光協会

住所 〒910-4103 福井県あわら市二面第33号1番地5
    えちぜん鉄道あわら湯のまち駅舎内
ホームページ http://awara.info/ Facebookも随時更新中です。

あわら市の魅力をより伝えられるように、地域の皆さんと連携しながら、あわら市の観光や特産品、温泉宿泊の案内や情報発信をしています。
今年4月に、あわら市役所2階からあわら湯のまち駅舎内に移転しました。お気軽にお越しください。

解説

地域おこし協力隊

人口減少や高齢化の進行が著しい地方に地域外の人材を誘致し、定住・定着を図ることで地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度。
地域おこし協力隊員は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域の住民となり、市町村から「地域おこし協力隊員」の委嘱を受け、農林漁業の応援や住民の生活支援など、地域協力活動に従事しながら、地域への定住・定着を図ります。
平成26年度には、全国444の自治体で、1,511人の隊員が活動しました。

詳しくは、地域おこし協力隊のホームページ総務省のホームページをご覧ください。
 

湯~わくDori協議会

今年4月にリニューアルした温泉街の市道(田中々舟津線、あわら温泉湯のまち広場~温泉中央交差点)、通称「湯~わくDori」沿いの商店や旅館の人たちが立ち上げた団体。

  • 湯~わくDori市場」出店者募集中
    人の流れをまちなかへいざない、来訪者と地元住民の交流や地域情報の発信を図るため、湯~わくDoriで特産品などを販売する市場を開催します。趣旨にご賛同いただける出店者を募集しています。
    くわしくは、別添チラシをご覧ください。
    「湯~わくDori市場」出店者募集概要
    開催日時 毎年3月1日~11月30日 午前7時~午後5時まで出店可能
    場所 湯~わくDori
    申込方法 賛助会員加入申込書を事務局へ提出してください。
    申込締切 平成27年5月15日(金曜日) 締切後も随時募集します。
    申込み・問合せ 湯~わくDori協議会事務局 電話番号0776-77-2008

あわら温泉開湯130周年祭実行委員会

あわら温泉の開湯130周年を記念して、平成27年8月6日~12月13日までの130日間にさまざまなイベントを開催します。恒例の「あわら湯かけまつり」の他、期間中の毎週末をイベントで盛り上げる「週末広場」、秋の「あわら湯けむり芸術祭」、フィナーレを飾る「あわら灯源郷」など、乞うご期待。

  • 週末広場」参加者募集中
    期間中に駅周辺の広場や通りなどでイベントを開催したいという人・グループを募集します。
    一緒に「あわら温泉開湯130周年祭」を盛り上げていきましょう。
    「週末広場」参加者募集概要
    開催期間 平成27年8月6日~12月13日までの毎週土曜日・日曜日
    場所 あわら湯のまち広場、湯~わくDori、JR芦原温泉駅周辺など
    申込方法 イベント内容、予算書を観光協会へ提出してください。
    募集締切 平成27年5月29日(金曜日)
    補助金 内容を確認の上、事業費を一部補助します。(事業費の2分の1、最大10万円)
    申込み・問合せ 一般社団法人あわら市観光協会 電話番号0776-78-6767

     

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お問い合わせ先

商工労働課 商工労働グループ

電話番号:0776-73-8030 ファックス:0776-73-1350
メール:syouko@city.awara.lg.jp