平成30年4月5日更新 トマ娘のホッと に湯~っす!
番組内容
戦国時代の金津「越前朝倉氏の成長過程」 (平成30年3月11日)
金津本陣IKOSSAで、あわら市郷土歴史資料館講座「戦国時代の金津~越前朝倉氏の成長過程~」が開かれました。今回の講座は、地域の方々に「戦国時代の金津」について知ってもらいたいという思いから行われ、講師として「あわら市郷土歴史資料館」文化財専門調査員の車谷航さんが専門性の高い内容をわかりやすくお話ししてくださいました。戦国時代の金津「越前金津」は旧北陸道と竹田川が交差する交通の要衝でした。朝倉氏が越前を平定する過程において金津を掌握することは大きな課題だったそうよ。応仁の乱以降、朝倉孝景は金津をめぐる10年間の激しい合戦を戦い抜いて越前を平定してきました。孝景の死後、氏景が後を継ぎ斯波氏・甲斐氏との戦いを経て、金津を掌握しました。その後も、元景による地震に乗じた越前侵攻や一向一揆など激しい戦いが起こったそうよ。あまりの激しさから江戸時代には住民が亡霊に悩まされ、それを慰めるために松龍寺が建立されたという話があるくらいなんですって。こうして続いた加賀からの軍事行動に備え関所を設ける事になりましたが、3代貞景の時に足利義稙が関所を撤廃するよう伊勢貞陸を通じて交渉し、4代孝景が応じ関所を撤廃することになりました。他にも金津は街並みが形成され宿場としても軍事的にも重要な土地であり、要人である細川政元一行が宿泊したことや、江戸時代に金津は福井藩直轄となるなど歴史上とても重要な土地であったことを話されていましたよ。一言で歴史と言っても、よく知る地名や名前などを耳にすると身近な事として考えられるようになるわね。皆さんも生まれ育った土地の歴史に触れてみてはいかがですか。
第10回陶芸教室・ガラス講座・ろう染めクラブ作品展 (平成30年3月17日)
これは金津創作の森で開かれている陶芸教室、ガラス講座、ろう染めクラブの合同作品展で、日頃の成果を見てもらうとともに、来場者に物作りの楽しさや、喜びを知って貰う事を目的として開催され、今年で10回目を迎えました。作品展には生徒や講師による作品およそ140点が展示されていました。陶芸では土のぬくもりを活かしたあたたかみのある作品や、躍動感のある作品が並んでいました。ガラス講座の展示には、ガラスでできているとは思えないような個性的な作品も。ろうけつ染めでは、鮮やかな色彩に染め上げられたカバンやのれんなどが展示されていて、世界に一つしかない手作りのアート作品の数々を、来場者は興味深そうに見入っていました。また生徒たちが制作した作品を特別価格で販売する「ほのぼの市」も開催されました。丹精込めて作った作品が売れていくと、モノづくりの喜びもひとしおでしょうね。トマ娘も欲しい~。次回開催されるときは、皆さんもぜひ、足を運んでみてはいかがですか?
あわら温泉「伝統旅館のぬくもり 灰屋」
明治に歴史を持つ老舗 灰屋
古き良き「和」のぬくもり
京都・西陣織の色彩を染め上げるために使用された上質の灰。
あわら温泉「灰屋」は、その灰を作り続けた先祖にあやかった屋号。
伝統の心はいまも変わることなく受け継がれています。
あわら温泉「伝統旅館のぬくもり 灰屋」公式ホームページはこちら(新しいウインドウが開きます)
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