2月5日更新 トマ娘のホッと に湯~っす!
番組内容
アートドキュメント2015 佐川晃司展 絵画-見ることの向こう (平成28年1月16日~3月6日)
金津創作の森で、福井市出身の画家・佐川晃司さんの県内初個展「アートドキュメント2015 佐川晃司展 絵画―見ることの向こう」が開幕しました。
開幕に先立ちオープニングティーパーティーが開かれ、橋本市長や佐川さんら関係者が挨拶しました。
「森はあらゆる芸術の源である」という基本理念のもとに開催され、今回で18回目となるアートドキュメント。招待作家の佐川晃司さんは、時間の経過とともに変化する風景を身体的な感覚で捉え、平面的なキャンバスに再構成する独自の表現で、作品を発表しています。
「半面性の樹塊(はんめんせいのじゅかい)」と題された一連の作品では、単純化された画面の中に緑、青、黄など樹木の色を基調とした色彩が何層にも重なることで、立体感や空気感が複雑に表現されています。うーん、深い森のなかに吸い込まれそう・・・。
固定概念にとらわれず、見たまま感じたままに受け入れてみると、普段とは異なった風景が見えてきますね。
オープニングイベントとして、佐川さんと創作の森 土岡秀一(つちおかしゅういち)館長との対談も行われ、来場者は佐川さん本人による作品の解説や制作の裏話などを興味深く聴いていました。
「アートドキュメント2015 佐川晃司展 絵画―見ることの向こう」は、3月6日まで、金津創作の森で開催しています。みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
ふるさと講座「戦乱を生き抜いた溝江一族」 (平成28年1月17日)
金津本陣IKOSSSAにてあわら市内の歴史や文化をテーマにした「ふるさと講座」が開かれました。
「戦乱を生き抜いた溝江(みぞえ)一族」と題して溝江氏の菩提寺・妙隆寺(みょうりゅうじ)の児玉常聖(こだまじょうせい)住職が講師を務めてくださいました。
奈良時代から旧金津町(かなづちょう)一帯を本拠地とし、金津の町の礎を築いた溝江氏。朝倉家、織田家、豊臣家、井伊家に仕え、戦国時代の混乱の中、不屈の精神で何度も衰退の危機を乗り越え、復興を果たしてきました。溝江一族の末裔は現在も全国各地にいらっしゃるそうです。溝江一族の波乱万丈の歴史にみなさん熱心に耳を傾けていました。そんな溝江氏に関係する資料が、あわら市郷土歴史資料館で展示されています。
溝江氏中興の祖・長氏(ながうじ)所有とされる甲冑「朱銀振分塗伊予札二枚胴具足(しゅぎんふりわけぬりいよざねにまいどうぐそく)」は、修復が完了しおよそ20年ぶりの公開です。細かい細工がされて、実用品というより工芸品よね。重さは11キロくらいあるそうです!「金津城溝江落城之図」は、天正2年(1574年)、加賀一向一揆衆に囲まれ炎上する溝江氏の館(やかた)の様子を描いたものです。このほか、豊臣秀吉から送られた書状の複製なども展示されています。私たちが暮らすあわらの歴史をもっともっと知りたくなっちゃったわ。冬期企画展「中世あわらの豪族・溝江一族」は、3月27日(日曜日)まで、あわら市郷土歴史資料館で開催しています。
あわら温泉「美松」
あわら温泉「美松」公式ホームページはこちらまで。(新しいウインドウが開きます)
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