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冬の入浴中の事故にご注意ください

最終更新日 2024年12月1日| ページID 014504 印刷する

風呂からなかなか出てこないと思っていたら中で倒れていた、冬の時期になるとそういった事例が多く起こります。こうした冬場の入浴事故にはヒートショックが深く関係しているといわれています。暖かい場所から寒い場所へといった、急激な温度変化が体に影響を及ぼします。予防対策を取り入れて、健康で安全な生活を送りましょう。

ヒートショックとは

  • ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。
  • あたたかい部屋から寒いトイレや浴室に移動すると、身体が温度変化にさらされて、血圧が変化し、失神や不整脈、脳卒中や心筋梗塞を起こし、入浴中の溺死や急死につながることもあります。
  • 特に冬場の入浴時やトイレ時は、ヒートショックが起こりやすいので注意と予防が必要です。

ヒートショック

ヒートショックを防ぐには

1 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。 温度の急激な変化を避けるため、入浴前に脱衣所や浴室を暖房器具で暖めることが効果的。
浴槽のお湯を入れる際、高い位置からシャワーで給湯すると、蒸気で浴室全体が暖まります。自
2 お湯の温度は、41度以下で浸かる時間は10分をめやすにしましょう。 10分間の入浴で体温は38度になり、熱いお湯ほど体温は早く上昇します。体温が高くなると、意識障害を起こす危険が高まります。
3 食事直後・飲酒時の入浴を控える 食事直後や飲酒時、薬物(睡眠薬など)の服用後は、血圧が下がり、意識障害が起こる可能性があります。溺水やショックによる心停止の危険性があるので注意しましょう。
4 夕食・日没前の入浴(午後2~4時ころがおすすめ) 日没後に比べて外気温が高いため、脱衣所や浴室がそれほど冷え込まないことに加え、人の生理機能として、2時~4時が温度差への適応がしやすい時間帯とされています。
5 一人での入浴を控える 異変の発見の遅れが死亡事故につながることがあります。可能な場合は、家族の見守りのある時間や公衆浴場などを活用し、一人での入浴を控えましょう。また、家族に一言声をかけてから入浴したり、家族等が定期的に声をかけるようにしましょう。

ヒートショック予報

日本気象協会と東京ガスで共同開発された「ヒートショックの危険の目安」を知らせる情報です。標準的な戸建て住宅の温度差などに基づき、3ランク(警戒・注意・油断禁物)と5種類のマーク(冷え込み警戒・気温差警戒・警戒・注意・油断禁物)で表示しています。

あわら市のヒートショック予報(日本気象協会リンク)(新しいウインドウが開きます)

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