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腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう

最終更新日 2014年8月25日| ページID 005115 印刷する

食べ物などを介して口から入った腸管出血性大腸菌は、私たちの腸までたどり着くと「ベロ毒素」という毒を作り出します。このベロ毒素が私たちの腸を傷つけて、水様性下痢や腹痛、血便、嘔吐、発熱などの症状が見られる細菌感染症です。
子どもや高齢者は、重い合併症を起こしやすくなるので、特に注意が必要です。
細菌表面の抗原の違いにより、O157、O26、O111などと呼ばれています。
平成28年度の腸管出血性大腸菌感染症の発生状況は、7月以降8月18日までに10件16人となっています。全国的には発生件数が少ないにもかかわらず、本県は例年より多い傾向にあります。
今後、夏季休暇などでバーベキューなどの野外活動により焼肉などを食する機会が増えるとともに、例年気温が高い7月~9月に食中毒の発生が最も多くなることから、腸管出血性大腸菌やカンビロバクターによる患者の増加が懸念されます。
腸管出血性大腸菌等に感染しない、感染させないためには、市民の皆さま一人一人の予防策が重要になります。

予防策

  1. 調理や食事前、トイレ後には必ず十分手洗いをしましょう。
  2. 症状がある人は、調理を避けましょう。
  3. 焼肉やバーベキューなどを行う際には十分加熱し(中心温度75度以上で1分間以上)、ユッケなどの生肉は食べないようにしましょう。なお、生食用の牛レバーは提供・販売されていません。
  4. 生肉を 切るなどした後は、器具を取り替えたり熱湯消毒しておきましょう。焼肉をする場合は、生肉専用の箸を用いるなど、箸も使い分けましょう。
  5. 食品施設や福祉施設で勤務する人以外でも、症状のある人は感染源とならないよう、気を付けましょう。

参考

  • 消費者の皆様へ「家族みんなで 食中毒予防を知っておこう!」

(福井県医薬食品・衛生課ホームページ)
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/iei/shokunoanzen/shohi-shokuchuyobou.html

  • リーフレット「家族みんなで食中毒予防を知っておこう」(全8ページ)

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/iei/shokunoanzen/shohi-shokuchuyobou_d/fil/001.pdf(1~4ページ)

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/iei/shokunoanzen/shohi-shokuchuyobou_d/fil/002.pdf(5~8ページ) 

  • 福井県感染症情報ホームページ

http://kansen.erc.pref.fukui.jp/ 

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メール:chojyu@city.awara.lg.jp