冬場に流行する感染性胃腸炎(ノロウイルス)にご注意!
感染性胃腸炎(ノロウィルス)に注意!
ノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎は年中発生が見られますが、特に冬季に流行します。
手指や食品などを介して感染し、感染力が非常に強く、こども園や小学校などの子どもたちが集団生活を送っている施設や、高齢者が集団生活を送っている介護施設等では、内部で人から人に感染し、爆発的に流行し集団感染を起こします。人から人への感染力は極めて強力で、家庭内でも胃腸炎になった家族を介し感染する場合があり、家庭(個人)での予防も重要です。
感染性胃腸炎とは
感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。
原因となるウイルスには、「ノロウイルス」「ロタウイルス」「サポウイルス」「アデノウイルス」などがあり、主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱です。「ロタウイルス」「アデノウイルス」による胃腸炎は、乳幼児に多く見られます。
乳幼児や高齢者では、下痢などによる脱水症状を生じることがありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
- ノロウイルスを原因とする場合、症状が続く期間は3日以内と短期間ですが、1週間程度(長い時には1カ月程度)便中にウイルスが排泄され、症状がなくなった後も注意が必要です。手洗いなどをしっかり行いましょう。
予防方法
- 十分な加熱、中心温度85度以上1分以上
- 手洗いを十分に、ハンドソープを使って十分な手洗いを心がけましょう。(手洗いの手順)
- 下痢等症状のある人は、食品を扱わないでください。症状が無くなっても1週間程度(長くて1カ月)は便にウイルスを排出すると言われています。症状は無くても保菌者ですので、十分に注意してください。
- 便や吐物は速やかに処理してください。(嘔吐物の処理の際の注意点)
消毒方法
- 熱に強いので、中心温度85度1分以上の加熱が必要です。
- 塩素系の漂白剤が効果があります。(アルコール、逆性石けんなどでは十分な消毒効果はありません。)
詳細は、福井県感染症情報ホームページ(新しいウインドウが開きます)(新しいウインドウが開きます)やノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省(新しいウインドウが開きます)をご覧ください。
関連リンク
- 食の安全・安心 食中毒に注意!
- 福井県感染症情報ホームページ(新しいウィンドウが開きます)
- ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(新しいウィンドウが開きます)
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