特定外来種の駆除について
外来種とは
外来種とは、本来なら日本の生態系に含まれない種類の生物や植物のことで、愛玩用や害虫駆除のために海外などから持ち込まれたものです。
外来種は繁殖力が高かったり、在来種を捕食したりなど、日本古来の生態系に大きな影響をおよぼします。外来種はその影響力の大きさにより「特定外来種」と「要注意外来種」に分類されます。外来種を見かけた場合は駆除にご協力ください。
詳しくは環境省ホームページをご覧ください。(新しいウインドウが開きます)
市内で多く見かける外来種
ブルーギル(特定外来種)
北潟湖で多くみられます。平成22年度の調査では北潟湖に生息する魚類の2割強がブルーギルとの調査結果が出ています。
在来種のメダカやゲンゴロウを捕食するとされています。
オオキンケイギク(特定外来種)
5月から7月にかけて黄色いきれいな花を咲かせます。繁殖力が強く、在来種が駆逐されてしまいます。
刈り取っても地下茎から再生することもありますが、何度も刈り取ることで弱らせることができます。
特徴
高さ30~70センチメートル程度。葉は、茎の下の方に着き、両面に粗い毛がある。花期は5月~7月ごろ。直径5~7センチメートルの燈黄色の頭状花をつける。
セイタカアワダチソウ(要注意外来種)
背が高く一面に繁茂することから嫌われていますが、もとは「キレイだから」と持ち込まれたものです。
生育環境の幅は広く、乾燥地から湿地、日当たりの良否を問わず生えます。希少な植物が生える湿地にも入り込み、在来の植物をおしのけて拡大します。
6月ごろと10月ごろの年2回の草刈りで低密度に抑制することができます。
特徴
河原や空き地などに群生し、高さは1.0~ 2.5メートル。茎は、下の方ではほとんど枝分かれがなく、先の方で花を付ける枝を多数出す。花期は秋で、濃黄色の小さな花を多く付ける。種子だけでなく地下茎でも増える。
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