あわら市観光まちづくりビジョンを策定いたしました
あわら市では、令和6年3月の北陸新幹線芦原温泉駅開業を転機とし、今後は全国、世界から注目されるような魅力ある観光地を目指して、あわら市観光まちづくりビジョンを策定いたしました。あわら市と地域が一体となって、官民連携でまちづくりを進め、持続可能な地域になっていくための将来ビジョンを描きました。
あわら市観光まちづくりビジョンについて
経緯
あわら市内の観光事業者、交通事業者、農業者、代表市民など17名の委員と、DMO経営や官民連携のまちづくりの専門家で構成する「あわら市観光まちづくりビジョン策定委員会」で、令和5年11月から、ミーティング20回、委員会4回を実施し、ビジョンを策定しました。
ミッション(理念)
来たい、住みたい、おすすめしたい、世界に愛されるまち”AWARA”
まずは「行きたい」と思ってもらえるように、そして行ってみたら、次に「住みたい」と思ってもらえるように、そしていろいろな人にあわら市を「おすすめしたい」と思ってもらえるように。そんなまちを目指して、国内だけでなく、世界に発信していきたいという思いを込めて「あわら」を英語で表記しました。「愛される」という最上級の関わり方をもつことができるエリアを目指して、自分たちが誇れる観光地を創造していきます。
ビジョン(あるべき将来の姿)
目指すは「私たちにも、訪れる人にも、笑顔が巡るまち。」
まずは私たちがまちに誇りを持ち、訪れる人にもあわらならではの価値を提供していくことで満足していただき、多くの方に満足していただくことで、さらに私たちの幸せを実感できる「幸福の循環」と環境に優しい地域経済の成長を実現します。
バリュー(価値・行動指針)
- チャレンジ精神を忘れず、みんなで連携しよう
- 私たちがまちに誇りを持ち、笑顔になれることに取り組もう
- 訪れる人が笑顔になれるよう、おもてなしをしよう
- 域内消費を促進し、地域経済の成長に貢献しよう
- 環境に優しい持続可能なまちを目指そう
- 笑顔を通じて私たちの幸せが実感できる循環を生み出そう
数値目標
現状把握 | 現状(2024年) | 将来的な指標 | 目標(2033年) | |
---|---|---|---|---|
経済分野 | 観光入込客数 | 130万人 | 観光消費額 | 今後設定予定 |
市内宿泊客数 | 50万人 | 域内調達率 | 今後設定予定 | |
社会分野 | 観光地として魅力を感じる 市民の割合 |
28.2パーセント |
観光地として魅力を感じる 市民の割合 |
50パーセント |
市民・働く人のウェルビーイング割合 | 今後設定予定 | |||
環境分野 | 再エネ利用50パーセント以上事業者数 | 1社 | 12社 | |
観光関連の二酸化炭素排出量 | 今後設定予定 | |||
環境配慮型の事業実施数 | 今後設定予定 |
アクションプラン
温泉街の観光拠点強化
- 基本構想決定による整備方針の確率
- 拠点施設の整備(中核事業の整備)
- あわら温泉湯のまち広場・周辺エリアの整備
- 温泉街のまち歩き動線の整備 など
地域連携による魅力創出
- 空き家、店舗活用(カフェなど)
- 地域資源を活かした観光誘客
- 既存企画の磨き上げ
- 飲食店との連携推進(泊食分離など)
- 農業との連携推進(園芸カレッジ)
- 若い世代との連携推進
- 周辺市町との広域連携
- 市民の観光まちづくり参加
観光まちづくりの推進体制整備
- 観光関連データの収集・体制整備
- 指標の設定、検証、更新(エリアでのデータ活用)
- 観光まちづり推進組織の設立検討(運営主体、法人携帯、財源など)
- 行動指針に基づく志(クレド)の制定
未来に続くまちづくり
- ゼロカーボンシティの推進(バイオガス発電、芦原温泉駅からの送迎一元化、EVバスの導入など)
- 若い世代の愛着感の醸成
- 田園風景の維持と磨き上げ
- あわら温泉の泉源調査
- 地消地産の促進
- 移住の促進
今後のプロジェクトについて
令和5年度に策定したあわら市観光まちづくりビジョンについて、令和6年度以降、アクションプランの精査と役割分担を行うとともに、具体的な事業内容の検討・推進を実施していきます。
関連ファイル
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