秋のクマ対策について
クマの出没予測について
堅果類の豊凶状況(福井県による調査結果)
樹種年 | 令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | 令和2年 | 令和元年 | 平成30年 | 平成29年 | 平成28年 | 平成27年 | 平成26年 |
ブナ (高標高地) |
凶作 | 不作 | 並作 | 凶作 | 凶作 | 不作 | 不作 | 凶作 | 不作 | 凶作 |
ミズナラ (高標高地) |
不作 | 並作 | 不作 | 不作 | 凶作 | 並作 | 不作 | 並作 | 不作 | 不作 |
コナラ (低標高地) |
不作 | 並作 | 不作 | 不作 | 不作 | 不作 | 並作 | 不作 | 不作 | 不作 |
ブナ、ミズナラ、コナラは秋期のクマの主要な食物と考えられています。
平成26年度、令和元年度、令和2年度は秋にクマが大量出没した年です。
豊凶状況による県内のクマ出没予測
令和5年の秋は、令和元年と同じ予想とされており、クマが大量出没する可能性があります。
高標高地域(奥山)での堅果類が不作、凶作となっており、過去(令和元年)と同様であることから、出没件数は増加する恐れがあります。9月は特に出没件数が増えてはいませんが、クマの活動が活発化する10月から11月にかけて、出没情報に注意を払うとともに、集落へクマを引き寄せないよう集落内のクリや柿の管理、生ゴミや農作物残渣の撤去などの対策が必要です。
クマによる人身被害への予防対策
クマによる人身被害を防ぐには「クマと遭わない」「クマを引き寄せない」ことです。
それでも出遭ってしまったら「興奮しない、させない」ことです。
「クマと遭わない」ために
- ブナやクルミ、クリ、ミズナラの林、ヤマブドウ、柿の実がなっているところにはなるべく近づかない。
- 鈴、笛、ラジオなどを鳴らすか、大きめの声で話しながら歩くなど自分の存在を知らせる。
- 林際、川沿い、山林から近い集落では、早朝や夕方、夜間の散歩やジョギングを控える。
- 早朝、夕方、霧などで視界の悪いときや、日中でも見通しの悪い林には行かない。
- 家の周りにクマがいる場合があるので、家から外に出るときは、笛やラジオを鳴らす、大声を出すなどでクマを追い払ってから戸外に出るようにする。
「クマを引き寄せない」ために
- 人家のまわりに生ゴミなどを捨てたり、置いたりしない。墓の供物は持ち帰る。
- 庭先の収穫しないクリや柿などは放置しないで早めに取り除く。
- 山際の集落では、車庫や小屋の戸を閉め、鍵をかける。
人の気配を察知すると、手軽に逃げ込める建物に隠れることがあります。
ガソリンなどの強い臭いや漬物に誘引されることがあります。
クマに遭ってしまったら「興奮しない、させない」
騒がず、走らず、クマに背を向けずにゆっくり後退する。子グマであっても絶対に近づかない。(子グマの近くには、親グマがいる場合があります。)
もしクマに出遭ってしまったら(別ページに飛びます)
クマ出没情報
あわら市内の山林にはツキノワグマが生息しており、エサを求めて人里に下りてくることがあります。クマ出没情報はクマとの遭遇を予防し、被害を未然に防ぐことを目的としています。
下記の関連リンクに「ツキノワグマ出没情報収集配信システム」を掲載いたしますので、市民の皆さまには情報を活用していただき、なるべく多くの人たちと情報を共有してください。
クマ出没の情報提供依頼
クマを目撃した場合やクマの痕跡を見つけた場合、直ちに市役所と警察署に連絡してください。
あわら市鳥獣害対策室
直通電話番号0776-73-8033
代表電話番号0776-73-1221
あわら警察署
代表電話番号0776-73-0110
関連リンク
- ツキノワグマ出没情報収集配信システム(福井県自然環境課)(新しいウィンドウが開きます)
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