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クマの出没予想について

最終更新日 2024年9月24日| ページID 010762 印刷する

クマの出没予測について(福井県のドングリ調査による予測)

堅果類の豊凶状況(県による調査結果)

樹種年 令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 令和2年 令和元年 平成30年 平成29年 平成28年 平成27年 平成26年
ブナ
(高標高地)
不作 凶作 不作 並作 凶作 凶作 不作 不作 凶作 不作 凶作
ミズナラ
(高標高地)
不作 不作 並作 不作 不作 凶作 並作 不作 並作 不作 不作
コナラ
(低標高地)
不作 不作 並作 不作 不作 不作 不作 並作 不作 不作

ブナ、ミズナラ、コナラは秋期のクマの主要な食物と考えられています。
平成26年度、令和元年度、令和2年度は秋にクマが大量出没した年です。(令和5年度も年間を通して出没)

堅果類豊凶調査での県のクマ出没予測

令和6年の秋は、平成27年と同じ予想とされており、クマが大量出没する可能性は低いと予想されています。

高標高地域(奥山)での堅果類は不作となっていますが、大量出没した年と比較すると良好であり、餌資源量の観点からは大量出没の可能性は低いと予想されています。ただし、春から夏にかけての出没が多かったことから、クマの生息範囲が拡大しており、堅果類の豊凶にかかわらず、人が遭遇する可能性が高まっているので、警戒が必要です。クマの活動が活発化する10月から11月にかけて、出没情報に注意を払うとともに、集落へクマを引き寄せないよう集落内のクリや柿の管理、生ゴミや農作物残渣の撤去などの対策が必要です。

クマによる人身被害への予防対策

クマによる人身被害を防ぐには「クマと出遭わない」「クマを寄せつけない」ことです。
それでも出遭ってしまったら「気持ちを落ち着ける」「クマを興奮させない」ことです。

クマと出遭わないために

  • ブナやクルミ、栗、ミズナラの林、ヤマブドウ、柿の実がなっているところにはなるべく近づかない。
  • 庭仕事や農地での作業時は、ラジオなどで音を出して、人の存在をアピールする。
  • 明け方や夕方、夜間の外出はできるだけ控える。
  • クマが建物に侵入しないよう、出入口や窓を施錠する。
  • 藪や茂みは刈り払いを行い、見通しをよくする。
  • 家の周りにクマがいる場合があるので、家から外に出るときは、笛やラジオを鳴らす、大声を出すなどでクマを追い払ってから戸外に出るようにする。
  クマは人の気配を察知すると、手軽に逃げ込める建物に隠れることがあります。
 

クマを寄せ付けないために

  • 庭先の収穫しない栗や柿などは放置しないで早めに取り除く。
  • 生ゴミを屋外に放置せず、屋内で保管する。また、墓の供物などは持ち帰る。
  • 生ゴミを入れる際は、匂いが拡散しないように袋を2重3重に重ねる
  • ペットフード等の食べ残しは放置せず、片付ける。

クマはガソリンや漬物などの強い臭いに誘引されることがあります。

クマに遭ってしまったら

慌てず騒がず冷静に落ち着いて行動してください。走らず、クマに背を向けずにゆっくり後退します。

また、子グマであっても絶対に近づかないでください。(子グマの近くには、親グマがいます。)

もしクマに出遭ってしまったら(別ページに飛びます)

クマ出没情報

あわら市内の山林にはツキノワグマが生息しており、エサを求めて人里に下りてくることがあります。クマ出没情報はクマとの遭遇を予防し、被害を未然に防ぐことを目的としています。
下記の関連リンクに「ツキノワグマ出没情報収集配信システム」を掲載いたしますので、市民の皆さまには情報を活用していただき、なるべく多くの人たちと情報を共有してください。

クマ出没の情報提供依頼

クマを目撃した場合やクマの痕跡を見つけた場合、直ちに市役所と警察署に連絡してください。

あわら市鳥獣害対策室
直通電話番号0776-73-8033
代表電話番号0776-73-1221

あわら警察署
代表電話番号0776-73-0110

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アンケート

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お問い合わせ先

農林水産課 鳥獣害対策室

電話番号:0776-73-8033 ファックス:0776-73-1350
メール:chojyugai@city.awara.lg.jp