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あわらでハタラコ。vol.32(八木さん)

最終更新日 2015年7月15日| ページID 006746 印刷する

市内で働いている皆さんに、自分の職場を紹介していただくコーナー「あわらでハタラコ。」

あわらに住み、あわらで働くことに魅力を感じている皆さんに、県外に出てみて(県外から来て) 気付いたあわらの温かさや、住み続けているから感じるあわらの居心地の良さなどを教えていただきます。また、一生懸命働く日々の中で皆さんが感じていることなどをお伝えし、「働くこと」や「仕事」とはどういうことかを一緒に考えていきたいと思います。普段はあまり考えることもないかもしれませんが、この機会に少しだけ自身を振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

八木 康史 さん (ヤギカンバン)

ハタラコ。第32回目は、ヤギカンバンに入社して13年の八木さん(37)をご紹介します。看板を作る一方、あわら市おもてなしキャラクター「湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)」五兄弟をはじめ、市内で見かける数々のキャラクターの生みの親であり、現在は、あわら温泉開湯130周年祭の運営メンバーとして準備真っ最中の八木さんに、看板屋の仕事やあわらの魅力についてご紹介いただきました。

八木さん
八木さんとこれまで生み出したキャラクター。
看板取り付け中の八木さん
看板取り付け作業中

ヤギカンバンの仕事

各種デザイン、看板の製作、施工、メンテナンスを手掛けています。

看板をつくる

看板製作はほとんどの場合、オーダーメイドです。
お客さまの希望を伺い、看板を掲げることで何を発信したいのかをカウンセリングします。
次に、看板を建物に取り付けるのか、地面に建植するのか、照明は外から照らすのか内から照らし出すのか、さまざまな形態の中から最適なものを選ぶことからデザインが始まります。
素材も、木材や金属、プラスチック、ガラス、コンクリートなどの特性を生かしながら組み合わせていき、丈夫で長持ち、そしてなるべく安く収まるように提案します。ですから、技術も知識も常に更新し、勉強し続けなくてはなりません。

秋田生まれです

秋田県鹿角市で生まれました。秋田の美術工芸短期大学で産業デザインを学んでから、さらに視覚デザインを専攻し、卒業後は、秋田市内の看板製作会社で1年、デザイン会社で2年半働いていました。

子どものころから

子どものころから絵や工作が好きで、ノッポさんや漫画家になりたいと思っていました。 中高生あたりでイラストレーターやグラフィックデザイナーに憧れ、大学時代に、それら全てを生かせるのは看板屋かも知れないと思い始め、今に至ります。

新人のころから

得意なことも苦手なことも、うまくいったことも失敗も、全ては等しく経験として大切に積み重ね、次に生かそうと思ってやってきました。

あわらへやって来ました

ヤギカンバンの長女である妻と美大で出会い、結婚を機に2人で看板業を受け継ぐため来たので、どんな所かも知らずにやって来ました。

それから

あわら(当時は金津町)へやって来た翌年、2003年に商工会青年部に入部し、ハロープリント笹原氏と共に、地元の月刊情報誌「おちょきん!」を創刊しました。表紙の1コマ漫画「ぶた夫」や、あわらを支える「あわら人」を紹介する「あわらの根っこ」他を担当しています。
また、2006年に結成したまちおこし団体「あわら湯けむり創生塾」のメンバーとして活動し、おもてなしキャラクター「湯巡権三」とその兄弟たちの製作・管理を担当しています。
この他にも、あわら市を中心に26の団体、協会に所属しています。

あわらで働く魅力

あわら市には農林水産業から商工業まで、多種多様な業種があり、仕事で関わらせてもらうたびに、沢山の発見や学びが得られます。

あわらの魅力

私のようなよそ者でも、仕事のこと、あわらのことに対して真剣に取組むことで、同志として認めてくれる懐の深さがあります。
好きな場所は、手前味噌ですが、私も所属するあわら湯けむり創生塾で運営しております屋台村です。どの店へ入っても家族のように迎えてくれます。

県外から見て気づいたこと、海外へ出て気づいたこと

話し言葉こそ違いますが、秋田と福井は子どもたちの学力面・体力面も似通っていますし、同じ日本海側で米どころという共通点もあります。ただ、両県間の交通の便は悪いです。オランダにいる親戚のところへ行く時間と、秋田へ里帰りにかかる時間が同じくらいです。

仕事の好きなところ、仕事でうれしいこと

同じものを作るということが余りないため、常に新鮮な気持ちで仕事に臨めます。

仕事で大変なこと

同じものを作るということが余りない分、最善の提案にいつも悩まされます。

仕事をするときに心掛けていること

お客さまの立場に立って考え、作り、納めた時に喜んでもらえるような仕事をすること。

八木さんにとって「働く」とは

社会から必要とされている証。必要とされるからこそ労を厭わず働ける。

あわら市のこれから、八木さんのこれから

今の子どもたちが、地元を知り、地元を愛し、地元に誇りを持つことで、県外へ出ても再び地元に戻り、活躍してくれること。それが地方の理想の将来像だと考えています。そのための基盤作りは、我々の世代が担っていると自覚して、ひとりひとりができることを、できる範囲で考えて実践していきましょう。

これから就職する人へ

バイトも含め、安定した大きな会社で働きたいと思ったことはないので、就職活動で苦労したことはありません。
その代わり、働き始めてからの苦労は沢山しましたし、それは今の糧になっていると実感しています。
失敗とは転ぶことではなく、転んだ後に起き上がらないこと。転ぶことを恐れず、ポジティブに挑戦し続けてください。

勤務先情報

ヤギカンバン
ヤギカンバン。湯巡権三が目印。

ヤギカンバン

住所 〒919-0633 福井県あわら市花乃杜二丁目16番15号
電話番号 0776-73-3733
ホームページ http://www.sakaiweb.net/yagi_s/index.html

看板・PR用品のプランニングから製作・施工まで、確かな技術と経験でお客さまのご要望にお応えします。
また、安全かつ迅速な製作・施工を目指し、設備の充実、最新技術の習得にも努めています。

今回ご紹介した八木さんが働く「ヤギカンバン」の採用情報は、こちらをご覧ください。

八木さんも携わっている「あわら温泉開湯130周年祭」は8月6日(木曜日)から始まります!くわしくは、こちらをご覧ください。

関連リンク

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お問い合わせ先

商工労働課 商工労働グループ

電話番号:0776-73-8030 ファックス:0776-73-1350
メール:syouko@city.awara.lg.jp