春日神社
本荘地区の〃お春日さん〃
歴史
本荘公民館に隣接する春日神社は、同区の中番・下番入会地にあり、地元の人たちには〃お春日さん〃の愛称で親しまれ、平安時代末期に創建されて以来、今日まで800から900年余の長い歴史をもっています。この神社は、河口庄に含まれていた十郷すなわち本荘郷のほか、新郷、玉味(大味)、兵庫、新庄、関、溝江、荒居、細呂宜(細呂木)の各郷にあった春日社十社の総鎮守社であり、春秋の祭礼にはこれら十郷各社の神輿がここに結集して盛大なにぎわいを見せていたといわれています。
本殿造
本殿は、三軒社流造(さんげんしゃながれづくり)であり、身舎(もや)や
向拝(こうはい)、身舎の前面と両側面には高欄つきの縁がまわり、両側面の
後部には脇障子(わきしょうじ)がついているなど、古風な細部の建築形式を見せています。
三間社流造の本殿としては、県内で国の重要文化財に指定されている
3棟につぐ、4番目に古い現存例となっています。
天然記念物「やぶつばき」
本殿西側には、あわら市の天然記念物「ヤブツバキ」があり、あわら市内随一の巨木として、例年見事な花を咲かせています。当館では、この春日神社の境内で毎年音楽の夕べ「新緑コンサート」を開催し、地区住民の触れ合いを深める場としています。
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