活動の記録
令和8年4月10日、広報特別委員会では、「あわら市議会 広報・広聴ビジョン」の策定に向けた協議を行いました。
委員会では、議会活動に対する市民の認知や関心の低さ、情報発信の方法と市民が求める媒体とのミスマッチ、市民から意見を聴く仕組みの不足などが課題として挙げられました。
今回の委員会では、それらの意見を整理し、今後の議会広報・広聴の方向性について議論しました。
目指す姿として、親しみやすい議会広報、デジタルの活用、市民参画と双方向性の強化、戦略的な広報体制の構築などが確認されました。
また、SNSや動画、フリーペーパー、地域での対話の場など、さまざまな方法を活用し、年代や生活スタイルに応じて議会情報が届く仕組みづくりについても意見交換を行いました。
整理
| 現状の課題 | 認知・関心の低さ、情報提供のミスマッチ、双方向性の欠如 |
| 理想の姿 | 親しみやすさ、デジタル活用、市民参画と双方向性、戦略的広報体制 |
意見一覧
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委員名(発表順) |
問題・課題 | 理想・目指す姿、取り組むと良いこと |
| 中嶋委員 | 議会活動を知らない人が半数以上おり、特に20代以下の認知度が低い。また、情報源としてSNSを希望する若者が多いのに対し、現状は議会だよりが中心となっており、ミスマッチが起きている。 | 自ら探さなくても、各年代が自然と情報をキャッチできる状態を作る。議会ファンを作り、議会を好きになってもらう。 |
| 堀田委員長 | 議会だよりは文字が多く、堅い印象がある。 | 子どもも読みたくなるように漫画チックな要素を入れる。市民の顔写真や声(高校生や高齢者の一言など)を掲載して市民にも参加していただき、より多くの人に読んでもらえるようにする。 |
| 室谷議長 | 全年代に広報が届いておらず、年代別にどのような媒体が伝わりやすいかの深掘りが必要。 | ケーブルテレビの議会放送を復活させる。コミュニケーションの会など広報と議論を一体化させた場を設け、地域で地道にイベントを実施して双方向性を高める。 |
| 中垣内委員 | 市民に興味を持たれておらず、「わかりにくい」「堅い」というイメージが定着してしまっている。 | 自分の生活に密着していると感じてもらえる広報にする。市民が「一緒に良くしよう」と参加したくなる具体的な広報を目指し、温泉施設の掲示板などに議会の日程を貼るような取り組みも行う。 |
| 南委員 | そもそも政治に対して期待されておらず、関心が低いことが根本的な課題である。 | 政治は面白いと関心を高めるため、市長が夢を語り、議員が町へ出て市民と直接対話する。また、議員の顔や考えていること、やりたいことをもっと見せる特集を組む。 |
| 島田委員 | 自分の暮らしや日常生活にどう関係するのかが伝わっておらず、市民からは「どうせ聞いて終わり」と思われている。 | 若者の入口対策として、YouTubeやTikTokなどで「90秒でわかる議会シリーズ」のようなショート動画を作る。一般質問から市政に反映されるまでの事例特集を組み、声が届くことを可視化する。テキスト版や音声版の作成など、広報のユニバーサルデザイン化を進める。執行部側の広報とも意見交換し、課題を共有する。 |
| 野沢委員 | 政治の入り口は自分の生活だが、20代・30代は議会だよりを半分程度しか見ていない。議員の仕事が見えにくく、「語る会」はハードルが高くて参加しづらい。 | 若者向けに子育て補助金などの情報を30秒動画やSNSで発信する。毎号「ページを増やしたいか」など1問だけの簡単なアンケートを取り、次号で結果を公表して意見を集める。議員のある1日を見せるなど身近に感じてもらう工夫や、ライブ配信などで気軽にメッセージを書き込めるような参加しやすい場を作る。 |
| 三上委員 | 広報広聴が地元議員の有無などの地域性に依存しがちである。また、世代間分断や「どこまでは意見が一致していて、どこから議論があるのか」という課題のコンセンサスが見えにくい。 | 議員の有無に関わらず、公平な広報広聴の仕組みを実現する。広報自体にPDCAサイクルを導入し、今年の重点項目を来年検証する仕組みを作る。デジタルツールを活用し、世代間の分断を乗り越えてコンセンサスを取る新しい広聴(台湾の事例などを参考)を取り入れる。また、アウトリーチを強化する |
今後は、広報・広聴ビジョンの章立てを整理し、基本理念や目指す議会の姿、重点となる柱、推進体制、評価・見直しの考え方などを検討していきます。
あわら市議会では、市民の皆さまに議会の活動をよりわかりやすく伝え、市民の声を議会活動に生かしていけるよう、引き続き広報・広聴の充実に取り組んでまいります。
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