銅像千手観音立像 附木造千手観音立像
概説
十一面を戴く、銅で鋳造された千手観音立像です。髻が高く、面貌は丸く張りがあり力強い。鬢髪が天冠台をくぐる表現や、裳・腰布の翻りの表現は、鎌倉時代の肥後定慶の作によく見られるもので、同時代の肥後定慶に連なる仏師が原型を制作したのではないかと推測されます。小像(像高42cm)ですが、このような完成度の高い、金銅製の千手観音像は県内でも貴重である。
概要
指定区分 | あわら市指定文化財(彫刻) |
---|---|
所在地 | あわら市宇根 |
指定年月日 | 令和5年3月28日 |
所有者・管理者 | 畝畦寺 |
場所情報
Google Maps サイトに移動して表示する(新しいウインドウが開きます)