仏徳寺 天満神社石造狛犬(2対)
概説
戦国時代から江戸時代初期、福井県では笏谷石と呼ばれる緑色凝灰岩を産出し、県内のみならず県外へも運ばれ、多くの石製品が残されています。福井県では全国に先駆けて、16世紀から石造狛犬が制作され、福井県内はもとより北日本の日本海沿岸に多く事例が残されています。これらの石造狛犬は郷土史家や美術史方面からさまざまな名称で呼ばれてきましたが、現在は江戸時代以前に笏谷石で製造された石造狛犬を「越前狛犬」と呼称しています。
この狛犬は、天文十三(1544)年の紀年銘を持っており、越前狛犬の中であわら市で2番目、福井県内で6番目に古い事例です。同時期に作られた越前狛犬とは髪形や尾の作り方が異なり、シンプルな作りになっています。また、この時代に制作された同形の越前狛犬が一つの神社に2対以上残るのは極めて珍しい事例です。
概要

指定区分 | あわら市指定文化財(彫刻) |
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所在地 | 福井県あわら市上番33-1(天満神社) |
指定年月日 | 平成28年12月6日 |
所有者・管理者 | 仏徳寺区 |
場所情報
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