薬師如来立像
概説
この像は、本荘地区春日神社に安置されています。この地はその昔興福寺の荘園であり、春日神社は河口十郷の総社として地域最大の信仰を集めていました。
薬師如来立像は、平安時代の頃から神仏混淆の形で信仰されたものと考えられています。高さ39センチメートルの小像ですが、螺髪は、京都嵯峨野の清涼寺式で、文化の広がりを知る上で貴重なものです。
概要

指定区分 | あわら市指定文化財(彫刻) |
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所在地 | 福井県あわら市中番下番入会地1番1号 |
指定年月日 | 昭和56年2月20日 |
所有者・管理者 | 春日神社 |
場所情報
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