阿弥陀如来坐像
概説
この像は、幾度か修理のあとが見られますが、全体から受ける幽寂な像容は、藤原時代の特徴を感じ取ることができます。定印(上品上生)を結び、衲衣は偏袒右肩で、後に作られたと思われる方座の上に結跏趺坐しています。彫は浅く、材質は桧、高さ141センチメートルの寄木造りです。
神明神社周辺の瓦谷には奈良時代の瓦窯跡がありますので、東山に往時寺があった傍証となると思われます。
概要
指定区分 | あわら市指定文化財(彫刻) |
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所在地 | 福井県あわら市東山39字4番(神明神社) |
指定年月日 | 昭和53年5月26日 |
所有者・管理者 | 東山区 |
場所情報
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