神宮寺城跡は、戦国時代の山城の特徴を示す顕著な城郭遺構で、大きさは東西約270m、南北約250mあり、あわら・坂井市域では屈指の規模をもっています。また、城の構造などから、兵士が常駐する「詰城」と考えられ、加賀一向一揆に対する最前線の重要拠点として、使用されていたものと思われます。