堀江公番田館跡
概説
中世の頃、坂井郡一帯を支配した堀江公一族の居館跡です。番田と重義の中間にあって、対岸の本庄館と同様竹田川の水利を握する要地にありました。
堀江氏は藤原氏の流れをくむ藤原利仁の子孫と伝わり、九世の孫實嗣が堀江郷名を姓とし、その始祖となりました。鎌倉時代以来当地に土着した名族でありながら、文明(1470年頃)以来朝倉氏に臣従しました。番田に館を造ったのは堀江景經で、長禄年中(1460年頃)といわれています。彼は朝倉敏景に従い2,500貫の領地を有し、その勢力を誇りました。一時、兵庫郷井向村(坂井市
概要

指定区分 | あわら市指定文化財(史跡) |
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所在地 | 福井県あわら市番田57字13番 |
指定年月日 | 平成3年11月1日 |
所有者・管理者 | 番田区 |
場所情報
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