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仲仕組創立紀念之碑

最終更新日 2019年2月17日| ページID 009832 印刷する

概説

本碑は、明治の鉄道開通に伴い鉄道関係の輸送業務に携わる組合を明治34年(1901)に創立したときの記念碑です。
碑文からは鉄道の開通に伴い、町が大いに発展することを期待し、仲仕がその発展を支えていく意識、気概が読み取れます。その他にも、新しい交通網である鉄道関連の荷受者の名称に、旧来からある仲仕を転用していることを知ることができます。碑の両側面や背面上段からは、協力者や設立者たちをうかがい知ることができます。背面中段以下に記されている組合員の中には馬借と思われる人たちもおり、本来、船積作業の従事者を意味していた仲仕が陸運業に従事する人たちも含むようになっていることがわかる歴史資料としてとても貴重な碑です。

概要

仲仕組創立紀念之碑
指定区分あわら市指定文化財(歴史資料)
所在地福井県あわら市春宮1丁目9番43号
指定年月日平成31年1月25日
所有者・管理者あわら市

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場所情報

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