熊坂大仏
概説
熊坂に周囲6メートル程の松の大木があり、熊坂長範物見の松と伝えられてきました。この松が枯れた際に旅人の怨念が宿っているだろうから、供養に使おうという話となり、前谷の松龍寺第24世住智山和尚に仏像製作を依頼して出来たのが、この熊坂大仏といわれています。
この座像(高さ2メートル、幅2メートル)のほか立像や臼、小仏像(千体仏)も同時に造られたといわれています。昭和7(1932)年に隣家の火災の類焼で大仏は黒く焦げてしまいましたが、昭和31(1956)年補修を終え、現在の場所に安置されています。
概要
指定区分 | あわら市指定文化財(歴史資料) |
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所在地 | 福井県あわら市熊坂93字41番1号 |
指定年月日 | 平成11年8月10日 |
所有者・管理者 | 熊坂区 |
場所情報
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