龍沢寺庭園
概説
龍澤寺は土仏観音と開山忌で広く知られています。昔は越前きっての名刹でした。永徳2(1382)年の開創で、開山は南北朝末期の高僧梅山聞本禅師です。
禅師は室町幕府の将軍足利義満や義持からも深く敬慕されて、多くの寄進がありました。その頃の龍澤寺は七堂伽藍を持ち、多くの寺領や末寺もありましたが、天正3(1575)年に織田信長の一向一揆討伐の際に焼かれました。梅山の画像をはじめ多くの古文書や宝物が今も残っています。
龍澤寺の庭園は、室町期の枯山水庭園の特徴をよく留めていて、貴重なものです。
なお、この庭園の手前には、江戸時代後期に整備された池泉回(廻)遊式の庭園もあります。
概要
指定区分 | あわら市指定文化財(名勝) |
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所在地 | 福井県あわら市御簾尾10字12番 |
指定年月日 | 昭和58年3月19日 |
所有者・管理者 | 龍澤寺 |
場所情報
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