漆塗椀
概説
竹田川西側の自然堤防に広がる東大寺領桑原荘のあとである桑原区において、字東宅地と蕪屋敷の境の水田が発掘された際、奈良時代の井戸跡(深さ2.6メートル)の黒灰色粘土の層からこの漆塗椀は出土しました。口径13.5センチメートル、高さ5.8センチメートル、用いられた材はとちの木とみられ、横木取りで、生地の内外に黒漆をかけ、朱で、かたばみ形の文様が描かれています。
概要

指定区分 | あわら市指定文化財(考古資料) |
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所在地 | あわら市郷土歴史資料館 |
指定年月日 | 昭和58年3月19日 |
所有者・管理者 | あわら市教育委員会 |
場所情報
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