本文へジャンプ

亀甲双雀文鏡

最終更新日 2014年11月28日| ページID 006176 印刷する

概説

この和鏡は、明治の中頃に清滝区の堂ヶ谷から古銭を伴って出土したと伝えられています。堂ヶ谷という地名から、昔この谷に仏堂か寺院があったものと思われます。
直径は11センチメートルで、内外に双雀と亀甲文を、中央に亀鈕を鋳出しています。外区は鋸歯状の文様で、懸垂孔が2穴あり、何らかの場所に懸けて信奉されたと思われます。
この和鏡は、同区の尼寺から出土した経筒と共に、市域における中世の数少ない資料の一つとされています。

概要

亀甲双雀文鏡
指定区分あわら市指定文化財(工芸)
指定年月日昭和58年3月19日