横山古墳群
概説
古墳群がある横山は、国道8号線沿いの
<神奈備山古墳>
瓜生区字漆谷山の頂(標高32メートル)にあって、横山古墳群の中で最も大きい古墳です。古墳時代後期(6世紀中頃)の前方後円墳です。墳丘は二段築成で主軸の長さは64.4メートルあります。前方部を北にして幅29メートル、後円部は径31.8メートルです。盛土の崩れを防ぐため葺石がありました。横穴式の石室は、主軸と斜めに開いています。側壁は凝灰岩の切石積み、全長6.35m、羨道の長さ2.2m、高さ1.4m、天井石は5枚でした。施された朱は、棺台のものでしょうか。副葬品として、装身具類は小型銅鏡片・金環・ガラス小玉が、武器・武具類では環頭太刀把頭片・鉄刀・鉄鏃・挂甲片などが出土し、他にも農工具や馬具、及び須恵器片も多数検出されました。
概要
指定区分 | 福井県指定文化財(史跡) |
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所在地 | 福井県あわら市瓜生・中川 |
指定年月日 | 昭和34年9月1日 |
所有者・管理者 | あわら市 |
場所情報
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