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願慶寺文書

最終更新日 2025年10月1日| ページID 015023 印刷する

概説

本古文書群は、室町時代から昭和時代にかけて、願慶寺の由緒に関わるものや本山東本願寺とのやりとり、門徒関係の文書565点からなります。願慶寺は、『願慶寺由緒』によると、蓮如上人の弟子として吉崎御山の御堂を建てたとされる祐念にさかのぼります。永正3年(1506)に朝倉氏によって吉崎御山の御堂が破却されて以降、当寺は吉崎惣道場として御坊留守居役を務めました。天和2年(1682)には東本願寺より「願慶寺」の寺号を下附され、享保6年(1721)には惣道場願慶寺を「掛所」(御坊)と定められ、「吉崎御坊願慶寺」を称しました。本古文書群からは、そうした願慶寺の変遷をうかがい知ることができるほか、江戸時代の日記関係も残されており、江戸時代における地方の有力真宗寺院の経営などがわかる貴重な史料です。

概要

古文書
指定区分あわら市指定文化財(古文書・書籍・典籍)
所在地あわら市吉崎
指定年月日令和7年7月31日
所有者・管理者願慶寺

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