令和6年度企画展関連講演会終了

概要

テーマ(1)：「適塾と緒方洪庵」

講師：松永和浩（大阪大学適塾記念センター准教授）

幕末の蘭学者・緒方洪庵は天保9年(1838)、大坂に適塾を開きました。適塾には全国から人材が集まり、橋本左内・福沢諭吉をはじめとする日本の近代化に貢献する人材が巣立ちました。蘭医学研究や感染症(天然痘・コレラ)対策に尽力する洪庵の姿は塾生たちを刺激し、語学学習から科学実験に関心を広げていきました。本講演では、洪庵の業績と適塾の内実を紹介します。

テーマ(2)：「三人の藤野先生―その医業と教育―」

講師：西川哲矢（大阪大学適塾記念センター特任助教(常勤))

藤野厳九郎は、中国の文豪・魯迅の恩師として顕彰されてきました。しかし、厳九郎の父・升八郎が、幕末大坂の蘭学塾・適塾で緒方洪庵に学び、その教えを地元の医療において実践したことはあまり知られていません。また、厳九郎の甥にあたる恒三郎が、新種の細菌・腸炎ビブリオの発見者であることもまた同様です。本講演では、この三人の藤野先生の事績を紹介し、彼らに共通する生き様や教育精神に迫ります。

詳細

日時：2025年（令和7年）2月22日(土曜日) 午前10時30分〜正午(予定)（受付開始 午前10時〜）

会場：あわら市民文化研修センター 大ホール

料金：無料

定員：80人

申込受付

2025年（令和7年）1月22日(水曜日) 午前9時30分開始

金津本陣IKOSSA2階の郷土歴史資料館窓口、または下記申込先のいずれかでお申込みください。 

申込先

あわら市郷土歴史資料館

住所：福井県あわら市春宮二丁目14番1号

電話番号：0776-73-5158

メールアドレス：maibun@city.awara.lg.jp

FAX：0776-73-1038

メール、FAXでお申し込みされる場合は、次の内容を記載してください。

• 参加者おひとりおひとりの氏名
• 参加人数
• 電話番号

 

開催日カレンダー

　　緑色背景の日が開催日です。