あわらに住み、地元で働くことに魅力を感じている皆さんに、県外に出てみて気付いた地元の温かさや、住み続けているから感じるあわらの居心地の良さなどを教えていただきます。また、一生懸命働く日々の中で皆さんが感じていることなどをお伝えし、「働くこと」や「仕事」とはどういうことかを一緒に考えていきたいと思います。普段はあまり考えることもないかもしれませんが、この機会に少しだけ自身を振り返ってみるのも良いかもしれませんね。
美容師になるには、美容師免許(国家資格)が必要です。専門学校に2年間通うか、通信課程で3年間学んでから、国家試験を受けます。
私の場合は、高校卒業後に東京の専門学校に進みました。進路を選ぶ時は、美容師になりたいというよりも、東京に行きたいという気持ちの方が強かったですね。ちょうど「カリスマ美容師」が流行っていた頃で、美容師も良いなと思い、担任の先生に相談して学校を決めました。面接試験は秋頃にあったと思います。
専門学校で学び始めてからは、練習も楽しくて、美容師という仕事が好きになっていました。
専門学校卒業後、最初に働き始めた美容室は、店の雰囲気や方針になじめずに辞めて、しばらく美容師の仕事から離れていたこともありました。けれども「美容師としてもう一度働こう」と思い、今年で10年です。今も美容師の仕事が好きという気持ちは変わりません。
「自分の店を持ちたい」と思うようになって、出店するなら地元でと思い、帰ってきました。地元に帰ってすぐに出店してもよかったのですが、地域性などをしっかり見極めたいと思い、市外の美容室で3年ほどお世話になりました。
オープンしてから、ご近所の方がお客さまとして来てくださいます。しばらく地元を離れていたこともあり、地元のことをお客さまから教えていただいている毎日です。
自分の店なので、自分の思うようにできるところが良いところでしょうか。例えば、パーマなどで使う薬剤を選ぶにしても、メーカーの都合ではなく、お客さまにとって良いと思えるものを選ぶことができます。一般的な薬剤は、強い・弱い・中間ぐらいしか選択の幅がありませんが、そうではなくて、薬剤の強弱が数値化されていて、お客さまの髪質に合わせて選べるような薬剤を選ぶようにしています。
お客さまにどうしたら気持ちよくなってもらえるかを考えて仕事をしています。また、お客さまに不快な思いをさせないように、お客さまをよく見るようにしています。専門学校では、資格取得に関する知識や技術は学びましたが、接客面についての授業はなかったので、店で働き始めてから、先輩を見ながら、お客さまとの関わり方を身につけていきましたね。
最初は何となく選んだ美容師という仕事ですが、東京で仕事を覚えていくうちにだんだん面白くなり、今は仕事の全てが楽しいです。美容師を辞めていく人もいます。美容師になりたいと思っている人ほど理想と現実のギャップが大きいからでしょうか。私の場合は先入観がなかったことが逆に良かったのかもしれません。どんな仕事でもそうだと思いますが、お客さまに喜んでもらえると嬉しいし、仕事を覚えていくと楽しくなってくると思います。
自分自身が楽しんで、お客さまに喜んでもらうことだと思っています。
お客さまに楽しんでもらえるように、喜んでもらえるように、仕事をしていきたいと思います。これまで学んだ知識や技術を、若い世代の方や女性にはもちろん、男性や小さなお子さまにも提供して、喜んでいただけたら嬉しいです。
オープンしたところなので、まだまだこれからですが、お客さまが求めているものを受け止めて成長していきたいと思っています。
美容室 カッサリダ ca∞alidad
福井県あわら市大溝二丁目32-16
電話番号 0776-73-3786
メール ca8alidad@gmail.com
スペイン語で「不思議なご縁」というような意味です。このカッサリダで素敵なご縁を広げて、地元を盛り上げていきたいです。
なるべく髪をいたわって、お客さまの髪質に合わせて、普段スタイリングしやすいようにお手伝いします。
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福井県あわら市市姫三丁目1番1号
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