あわらでハタラコ。vol.4（阪田さん）

市内に勤務する若者にリレー形式で話を聞く新コーナー「あわらでハタラコ。」

あわらに住み、地元で働くことに魅力を感じている皆さんに、県外に出てみて気付いた地元の温かさや、住み続けているから感じるあわらの居心地の良さなどを教えていただきます。また、一生懸命働く日々の中で皆さんが感じていること、考えていることにも触れ、「働くこと」や「仕事」とはどういうことかをお伝えしていきたいと思います。普段はあまり考えない皆さんも、この機会にちょっとご自身を振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

阪田洋平さん（焼肉BEER苑なかや）

第4回目の「あわらでハタラコ。」は、焼肉BEER苑なかやで働く阪田洋平さんをご紹介します。地元の大学に通いながら、なかや焼肉店でアルバイトを4年続けていた阪田さんは、なんと、その間に調理師免許を取得しました。大学卒業後は県内大手企業で営業職に就くも、雰囲気になじめず、「自分が働きやすいと感じる職場で働くこと」を重視し、正社員としてなかや焼肉店に戻る決意を決めたそうです。そんな彼に、仕事の楽しさや普段から心がけていることについて聞いてきました。

地元に就職してよかったこと

私は、生まれてからずっとあわら市に住んでいますが、勤務先が実家から近いと、何をするにも心に余裕が持てると感じています。また、お店に来てくださるお客さまといろんな話をしますが、ローカルな話題で盛り上がれたり、共感できたりするのも、地元で働く魅力だと思います。

職場の魅力

家族経営のお店ですので、とてもアットホームな雰囲気の職場です。職場のスタッフもそうですが、来てくれるお客さまも、私のことをあだ名で呼んでくれたり、気軽に声をかけてくれるので、とても楽しく働いています。他の人からすると、たいしたことではないように感じるかもしれませんが、私にとっては働く上で、そういった職場の「雰囲気」というのがとても重要で、現在の職場の雰囲気は本当に好きですね。マスターも、私が将来独立してお店を持つときには協力するという話までしてくれて、本当に私たち従業員に温かい職場だと思っています。アルバイトの人たちもたくさんいますが、なかなか辞めないですからね(笑)。

仕事の楽しさ

私は、調理の専門学校を卒業したわけでもなく、特別な料理のスキルを持っていたわけでもありません。なので、やはり食べに来ていただいたお客さまに「おいしい」と言っていただけると、自信がつきますし、うれしいですね。また、お客さまと会話することが楽しいですし、少しずついろんなお客さまとのつながりが広がっていくのも楽しみですね。