平成27年3月27日付けで、日本の麻しんは排除状態にあることが認定されています。
ですが、海外における流行は依然として報告されており、現在では諸外国(特にベトナム)から輸入されてしまい国内での発症に至る事例が増加しています。
そういった中で、令和7年5月11日(日曜日)に福井市内の医療機関から麻しんの発生届(臨床診断例)が提出され、遺伝子検査を実施したところ、麻しん発生が確認されました。
市民の皆様におきましても、改めて注意いただくようお願いいたします。
【海外への出入国予定がある方へ】
出国前には、麻しんの予防接種歴を母子手帳などで確認しましょう。そのうえで、2回接種していない場合は予防接種を検討してください。また、麻しんの既往歴や予防接種歴が不明の場合は、抗体検査を検討してください。
入国前には、海外に行った後、麻しん(はしか)にかかったことが明らかでない場合、帰国後2週間程度は健康状態(特に高い熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血などの症状)に注意してください。万が一、そのような症状がみられる場合は、医療機関に電話等で麻しんの疑いがあることを伝え、以降は医療機関の指示に従ってください。医療機関への移動の際は公共交通機関の利用を可能な限り避けるようにしてください。
あわら市役所
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