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西国三十三カ所観世音


あわら市指定文化財(彫刻)

所在地

福井県あわら市宮前7字20番(御前神社境内)

指定年月日

平成5年5月26日

宮前公文区

概説

この石龕がある御前神社は、式内社と伝えられ、祭神が藤原氏の祖神であることから、昔この地にいた藤原系の豪族と関係があると見られますが、由緒ははっきりしていません。
石龕は凝灰岩に三十三カ所観世音と阿弥陀如来、更に源空上人と仏岩上人もまとめた浮彫の厨子であり、建立は元禄8(1695)年です。
西国三十三カ所観世音の巡拝は、広い地域に一体毎に仏像が安置されているため、すべてを廻ることは昔の人には至難の行でした。そのためすべてを一つの石龕に刻みこんだこの厨子は、近郷近在のみならず広く参詣人を集め、信仰の対象となっていました。


問い合わせ先
あわら市郷土歴史資料館
電話:0776-73-5158

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