広報キッズ　第40回　福祉の話

第40回 福祉の話

みんなも知っていると思うけれど、福井県って幸福度日本一だよね。教育や文化、健康、仕事のことなど、人間が快適に生きていくために必要な環境や条件を比較して、総合で全国1位になったんだって。
それじゃあ「幸福」ってなんだと思う？そして、みんなはどんなときに幸せって感じる？おいしいものを食べたときとか、友だちと遊んでいるときとか、テストでいい点を取ったときとか、幸せって感じるときは人それぞれなんだよね。でもね、感じるときは違っていても、人間は誰もが幸福になる権利があるんだ。ちょっと難しいけれど、憲法にもそう定められているんだって。
子どももお年寄りも、体の不自由な人もそうでない人も、男の人も女の人も、みんなが幸せになることが認められているんだね。
福祉という考え方は、困っている人がいたら手を差し伸べたり、みんなが幸せになれるように助け合ったりすることだと思うんだ。ただ、福祉の心は誰もが持っているけれど、態度に示すのはちょっと恥ずかしいよね。そんなときは、ほんの少しだけ勇気を出して行動することが大事だね。
福祉の仕事は、市役所のほか、社会福祉協議会などさまざまなところで行っているけれど、共通しているのはすべての人に幸せになってもらいたいってこと。人間が人間らしく生きていくために欠かせない仕事なんだね。

 「市役所探検！広報キッズ」は今回で終了します。
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