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市長の部屋

市長コラム

最終更新日:2012年01月16日

「感動あわら  」

  昨年、若い国王ご夫妻の来日で注目されたブータンには「国民総幸福度」があります。福井県には「ふるさと希望指数」があります。これらは国民や県民それぞれの満足度に通じるものとして、いずれも数値化が可能で、客観的な評価対象になりえます 。  

 経営で使われる顧客満足度を行政に応用することは以前から行われてきました。市民満足度という意味のアウトカムという言葉で、成果指標ともいわれます。当然ながら、あわら市においてもこれを追求しています。ただ、私は以前から、数値化はできなくても行政にとって大事なものがほかにもある気がしてなりませんでした 。

 さて、東日本大震災は巨大な悲劇であり、無数の悲劇の集積でもあると思います。しかしその悲劇のさなかでさえ、私たちは感動を見たのではないでしょうか。不幸や失意の中には、それぞれ幸福や希望は存在できません。しかし、私たちはそんな中にも感動が存在することを知ったのです 。

 私は今後のあわら市政の中に「感動」という概念を取り入れられないかと考えています。「感動の市民共有」であり、これは設定数値ではなく、たぶん強弱と頻度と種類になるのではないかと想像しています。ブータンの幸福、福井の希望、そしてあわら市は感動です 。
 

気まま?よもやま!?ありのまま!!(広報2012年1月号)より

梅

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