下水道の歴史
最終更新日:2010年01月12日
下水道の歴史
下水道の歴史ってどれくらいあるか知っていますか?
世界で初めての下水道は、紀元前2000年ごろにモヘンジョダロ(現在のパキスタン)で整備されました。モヘンジョダロでは、各家庭から出た排水をレンガ造りの下水道管を通して沈殿池(汚れなどを沈める施設)に集め、川に放流していました。
中世ヨーロッパでは下水道が十分に普及しておらず、汚物が道路や公園に捨てられていました。このため、衛生状態が悪くなり伝染病が大流行しました。これ以降、ヨーロッパでは下水道整備が進められ、現在のような下水道の仕組みが確立されました。
日本では、弥生時代に排水路として下水道の原型を見ることができます。奈良時代の平城京では、排水路が網の目のように張り巡らされていました。そして、現在のような下水道が初めて整備されたのは、1884年に東京都千代田区に整備された「神田下水」です。この下水道は一部が今でも現役の下水道管として使用されています。
1955年(昭和30年)ごろから工場の排水などで川の汚染が目立つようになり、下水道は街の中をきれいにするだけでなく、環境の保全という役割も担うようになりました。かつて排水で汚れていた川が、下水道への接続率が上がることにより、徐々にきれいな川に戻りつつあります。
下水道は衛生的な生活を送るため、また周辺の環境を守るために大事な施設です。まだ下水道に接続していない方は、一日も早く下水道に接続しましょう。
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