あわらでハタラコ。vol.6（三澤さん）

最終更新日 2013年5月15日｜ ページID 004361

市内に勤務する若者にリレー形式で話を聞くコーナー「あわらでハタラコ。」

あわらに住み、地元で働くことに魅力を感じている皆さんに、県外に出てみて気付いた地元の温かさや、住み続けているから感じるあわらの居心地の良さなどを教えていただきます。また、一生懸命働く日々の中で皆さんが感じていること、考えていることにも触れ、「働くこと」や「仕事」とはどういうことかをお伝えしていきたいと思います。普段はあまり考えない皆さんも、この機会にちょっとご自身を振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

三澤 一仁さん（嶺北消防組合 嶺北あわら消防署）

第6回目の「あわらでハタラコ。」は、新庁舎もまぶしい嶺北あわら消防署の消防副士長、今年勤務9年目になる三澤さんをご紹介します。三澤さんが消防士になりたいと思ったのは、高校2年生の時、当時の嶺北金津消防署での職場体験がきっかけだそうです。指導を担当していた救急救命士の先輩に出会い、熱い話を聞いて、同じように救急救命士になって救急車に乗ろうと決め、高校卒業後に消防士になりました。現在も、救急救命士（国家資格）を目指して日々励んでいる三澤さんに、地元で働くことや仕事の魅力をお聞きました。

地元で働くということ、その魅力

人込みが苦手なので、地元ののどかなところが気に入っています。長男だからということもありますが、地元で働こうと思っていました。消防士になろうと思ったきっかけは、高校2年生の時の職場体験でしたが、体験先に消防署を選んだのは偶然でした。消防士というと体育会系のイメージがあるのか、運動部だったので先生から勧められました。消防士になると決めた後は、担任の先生に相談して、採用試験の準備をしていきました。
困っている人のそばで、少しでも助けになれていたら良いなと思います。地元の人たちとふれあう機会も多い仕事です。たまに友人や知人を救急車で搬送することもありますが、自分を育ててくれたまちの人たちの役に立てたらと思って仕事をしています。

職場の魅力

男性ばかりの職場で上下関係はありますが、明るい雰囲気のフレンドリーな職場です。現場があるので、普段から雰囲気作りや、コミュニケーションを大切にしています。 

仕事をするときに心がけていること

現場に出た時に意志疎通が図れるように、普段からコミュニケーションをはかることです。また、現場に出た時に事故を起こさないように、消防車等の整備をしておくことなど、常に現場を意識しています。

消防士の仕事

消防士になると、最初の半年は消防学校で学びます。学校を出て各署に配属されてからは、救助や救命など専門的な知識や技術を身につけていきます。24時間勤務の日と非番の日が交互にあります。日常業務としては、出動のほか、訓練、消防車・救急車などの車や道具の整備、消防設備の点検、事務処理などをしています。訓練や事故・災害の現場など、きびしいと思うこともありましたが、現場ですから泣き言は言っていられません。 しかし、現場だけではないので、 消防士になる前のイメージとなった後ではギャップがあるかもしれません。めりはりのある仕事です。

仕事の楽しさ

目標に向かって知識や技術を身につけていくことは楽しいですね。人の役に立てたとき、やはり、救助者やその家族から「ありがとう」と言われたときは、うれしいものです。

理想の将来像

目標は、救急救命士になって、今よりもまちの人たちの助けになることです。高校生の時に出会った先輩とは、入庁してから一緒に働く機会がありましたが、“熱い人”という印象は変わることなく、尊敬する先輩です。これまでの知識や経験だけでなく、常に新しい知識を得ていこうとする意欲的なところがすごいと思いましたし、見習おうと思います。

三澤さんにとって「働く」とは

大切な人を守ることです。家族はもちろん、地元で自分を育ててくれたまちの人たちを守ることだと思っています。

勤務先情報

嶺北消防組合　嶺北あわら消防署

住所　〒919-0633　あわら市花乃杜五丁目2番3号
電話番号　0776-73-0119
嶺北消防組合HP　http://www.reihoku-fd.jp/ 
 

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