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受動喫煙対策や喫煙による健康影響について

最終更新日 2023年5月31日| ページID 012140 印刷する

禁煙週間について

毎年5月31日は、WHO (世界保健機関)が「世界禁煙デー」と定め、日本では、5月31日から6月6日までの1週間を禁煙週間としています。
また、9月1日から9月30日までの1ヶ月間は健康増進普及月間です。

禁煙週間のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!〜望まない受動喫煙のない社会を目指して〜です。

禁煙週間では、禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発を積極的に行っています。

喫煙による健康への影響

喫煙はがんをはじめ、多くの病気と関係しています。喫煙は予防できる最大の死亡原因とされています。

  • がん:肺、口腔・咽頭、喉頭、鼻腔・副鼻腔、食道、胃、肝、膵、膀胱、子宮頸部
  • 肺がん患者の生命予後悪化、がん患者の二次がん罹患、かぎたばこによる発がん
  • 循環器の病気:虚血性心疾患、脳卒中、腹部大動脈瘤、末梢動脈硬化症
  • 呼吸器の病気:慢性閉塞性肺疾患(COPD)、呼吸機能低下、結核による死亡
  • 糖尿病:2型糖尿病の発症
  • その他:歯周病、ニコチン依存症、妊婦の喫煙による乳幼児突然死症候群(SIDS)、早産、低出生体重・胎児発育遅延

未成年者を含め若者の喫煙の問題点として、
「1. 健康影響が大きい」「2. より高度なニコチン依存症に陥りやすい」「3. 喫煙以外の薬物依存の入り口となる」
とされます。

若いときから喫煙を続けると、長い期間吸い続けることになり、健康影響のリスクがより高まります。

受動喫煙とは

受動喫煙とは、他人が吸うたばこの煙を自分の意志とは関係なく吸わされることです。たばこの煙にはさまざまな有害物質が含まれており、その物質のなかには発がん性物質も含まれています。とくに、問題となるのは、喫煙者が吸い込む主流煙よりも、たばこの先から立ち上る副流煙です。副流煙は主流煙よりも多くの有害物質が含まれています。

喫煙・受動喫煙による影響としては肺がんが知られていますが、虚血性心疾患(心筋梗塞など)、脳卒中、呼吸器疾患(喘息、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患など)を引き起こす可能性があります。また、妊娠中の女性や幼児がいる場合には、受動喫煙により、流産・早産、低出生体重児や、発達障害、SIDS(乳幼児突然死症候群)をまねくおそれがあるとされています。

喫煙に関する情報はこちらも参考にしてください。
e-ヘルスネット(厚生労働省)(新しいウインドウが開きます)
スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省)(新しいウインドウが開きます)

健康増進法改正

望まない受動喫煙の防止を図るため、2018年7月に「健康増進法の一部改正する法律(平成30年法律第78号)」が交付され、2020年4月より施行されました。学校、病院、児童福祉施設、行政機関は敷地内禁煙となり、その他の施設においては原則屋内禁煙となりました。

基本的な考え方として、以下の3点が挙げられています。

  1. 望まない受動喫煙をなくす
  2. 受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者等に特に配慮
  3. 施設の類型・場所ごとに対策を実施

改正法のポイント

厚生労働省のホームページで改正法のポイントが提示されています。こちら(新しいウインドウが開きます)を参考にしてください。

支援事業について

望まぬ受動喫煙を防ぎ、健康への影響を抑えるために、受動喫煙対策が必要となります。次のとおり、事業者への財政、税制支援などを行っています。

  1. 受動喫煙防止対策助成金(中小企業事業主向け) 厚生労働省ホームページ(新しいウインドウが開きます)
  2. 生衛業受動喫煙防止対策事業助成金(個人事業主向け) 公益財団法人 全国生活衛生営業指導センター(新しいウインドウが開きます)
  3. 受動喫煙防止対策にかかる相談支援 厚生労働省ホームページ(新しいウインドウが開きます)

望まない受動喫煙を防止し、たばこを吸う人、吸わない人が気持ちよく生活ができるように受動喫煙対策を行いましょう。また、たばこを吸う人は公共喫煙所、喫煙場所を利用し、ポイ捨て・歩きたばこをやめ、喫煙マナーの向上に努めましょう。

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受動喫煙防止ロゴマーク

 

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お問い合わせ先

健康福祉部健康長寿課

電話番号:0776-73-8023 ファックス:0776-73-5688
メール:chojyu@city.awara.lg.jp