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藤野厳九郎記念館(旧藤野家住宅主屋)

最終更新日 2014年11月28日| ページID 006204 印刷する

概説

この建物は、昭和初期に三国町(現坂井市)宿に建てられたものです。中国の文豪として有名な魯迅が師と仰いだ藤野厳九郎が晩年を過ごした家であることから、昭和58(1983)年に芦原町(現あわら市)と中国紹興市が友好都市となった際に藤野家遺族から寄贈を受け舟津に移築されました。その後平成23(2011)年にあわら温泉湯の町広場に移築され、展示施設として公開されています。
建物は木造2階建ての切妻造妻入、桟瓦葺で、特徴としては、窓の外側に腰高に下見板を張り巡らせていることが挙げられます。これは、当初建てられたのが海沿いの集落であることから、日本海からの寒風を防ぐための構造と考えられ、現在でも三国町の海沿いの家にはその名残が見られます。

概要

藤野厳九郎記念館
指定区分登録有形文化財(建造物)
所在地福井県あわら市温泉一丁目203番1号
指定年月日平成25年6月21日
所有者・管理者あわら市

場所情報

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