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西国三十三カ所観世音

最終更新日 2014年11月26日| ページID 006145 印刷する

概説

この石龕がある御前神社は、式内社と伝えられ、祭神が藤原氏の祖神であることから、昔この地にいた藤原系の豪族と関係があると見られますが、由緒ははっきりしていません。
石龕は凝灰岩に三十三カ所観世音と阿弥陀如来、更に源空上人と仏岩上人もまとめた浮彫の厨子であり、建立は元禄8(1695)年です。
西国三十三カ所観世音の巡拝は、広い地域に一体毎に仏像が安置されているため、すべてを廻ることは昔の人には至難の行でした。そのためすべてを一つの石龕に刻みこんだこの厨子は、近郷近在のみならず広く参詣人を集め、信仰の対象となっていました。

概要

西国三十三か所観世音
指定区分あわら市指定文化財(彫刻)
所在地福井県あわら市宮前7字20番(御前神社境内)
指定年月日平成5年5月26日
所有者・管理者宮前公文区

場所情報

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