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弘法大師図像

最終更新日 2014年11月26日| ページID 006134 印刷する

概説

この図は、わが国にもっとも通行する弘法大師像の一本です。一般には真如親王御筆の弘法大師像と呼ばれ、椅子式の牀座に結跏するのが特徴です。すなわち、大師は顔をやや右方に向け、全身を茶地の袈裟に包み、右手に五鈷杵、左手に念珠を持って趺坐しています。椅子の下には沓が横ざまに脱がれ、傍らには水瓶がおかれています。この形式の図は、高野山御影堂に古くから祀られています。縦129センチメートル、横108センチメートルの本図は、室町時代の作とされており、あるいは高野山から拝領したものともいわれます。

概要

弘法大師図像
指定区分あわら市指定文化財(絵画)
所在地福井県あわら市北潟42字12番2号
指定年月日平成元年12月1日
所有者・管理者安楽寺

場所情報

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