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吉崎御坊跡

最終更新日 2014年11月20日| ページID 006087 印刷する

概説

御坊跡の吉崎山は、海抜約33m、広さ約2 万平方メートルです。
本願寺第八代門主蓮如は、比叡山延暦寺との敵対関係を逃れて、文明3(1471)  年この地に御坊を かまえ、真宗教団の再興に大きく貢献しました。布教の手段として「御文(御文章)」と「講」をもって信心と布施を定着化し、本願寺の財政再建と門徒拡大をなしましたが、他派寺院の嫉妬を招き、側近の裏切りや朝倉家の弾圧にいたたまれず、蓮如は文明7 (1475) 年8月、ひそかに海路吉崎を脱出しました。時に蓮如61 才、わずか4年2ヶ月の滞在でしたが、吉崎は真宗教団再興の地として歴史的意義が大きいといえます。

概要

吉崎御坊全景
指定区分国指定文化財(史跡)
所在地福井県あわら市吉崎2字西御山148番2号他
指定年月日昭和50年2月13日
所有者・管理者東・西両本願寺

場所情報

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