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石造狛犬(永正十四年銘)

最終更新日 2023年6月24日| ページID 012298 印刷する

概説

この狛犬は、細呂木地区指中にある指中神社に伝世したものです。福井県の特産であった笏谷石で造られた、いわゆる越前狛犬で、その中で指中神社の狛犬は2番目に古い永正十四年(1517)の銘を持ちます。
1番古いのが永正十二年(1515)銘をもつ、同じ細呂木地区沢の春日神社の狛犬(平成29年県指定文化財)のため、あわら市は越前狛犬の中で1番目と2番目に古いものがあり、越前狛犬研究の中でも特に注目されている地域です。
指中神社と沢春日神社は山を挟んでその両側に位置し、そのような所に最も古手の越前狛犬が伝世したことや、造形がとても似ていることから、越前狛犬への理解を深めるのに重要な資料であるとして、令和3年9月7日付で県指定文化財となりました。

概要

石造狛犬(永正十四年銘)
指定区分福井県指定文化財(彫刻)
所在地あわら市郷土歴史資料館(寄託)
指定年月日令和3年9月7日
所有者・管理者指中区

場所情報

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