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あわらでハタラコ。vol.19(道官さん)

最終更新日 2014年6月13日| ページID 005063 印刷する

市内に勤務する若者にリレー形式で話を聞くコーナー「ハタラコ。」

あわらに住み、地元で働くことに魅力を感じている皆さんに、県外に出てみて気付いた地元の温かさや、住み続けているから感じるあわらの居心地の良さなどを教えていただきます。また、一生懸命働く日々の中で皆さんが感じていることなどをお伝えし、「働くこと」や「仕事」とはどういうことかを一緒に考えていきたいと思います。普段はあまり考えることもないかもしれませんが、この機会に少しだけ自身を振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

道官 章子 さん (小林化工株式会社)

ハタラコ。第19回目は、小林化工株式会社 に勤めて12年目の道官さん(30)をご紹介します。人々の健康を手助けする医薬品をつくる仕事に誇りを持って取り組んでいる道官さんに、働くことや地元への思いをお聞きしました。

     道官さん     小林化工株式会社 清間第一工場

                                 清間第一工場

就職

高校卒業後に就職し、今年で12年目になります。子どもの頃から知っている地元の企業で、家から近いことも魅力的でしたが、なにより、医薬品をつくる仕事は人のためになる仕事だと思い、小林化工に就職しようと思いました。

清間第一工場

入社後、医薬品の製造部門に所属し、現在は清間第一工場で働いています。清間第一工場は最新の設備を備えていて、主に経口剤(口から飲む薬)を製造しています。工場で製造された薬剤は、隣接している総合物流センターから全国へ配送されます。

薬を包装する

工場で製造されて品質検査が終わった薬剤を一次包装する工程を担当しています。小林化工では、錠剤、液剤、顆粒剤、注射剤、外用剤など、いろいろな剤形の薬剤を製造しています。 これまでにも、カプセル剤や注射剤の包装を経験し、現在は顆粒剤や錠剤の包装を担当しています。

作業中の服装

包装作業中は、異物混入を防ぐため、全身を作業服で覆います。衛生管理に細心の注意を払い、帽子、マスクを着用し、唯一、外側から見えている目元にはゴーグルをかけるなど徹底しています。入社当時は、その格好に戸惑いを感じました。目元しか見えない格好で先輩社員の名前を一致させるのは大変でした。今では、目の大きさや体型でわかるようになりました。

職場の人々

職場には市内の人も多くて、皆さん親切です。新人の頃、職場の先輩の中には、娘さんと同じ年頃の私を、娘のように気にかけてくれた方がいました。今は私が入社した頃に比べて、若い人が増えてきたように思います。いろんなことを教えてくださった先輩方が退職されていくのは寂しいですが、同年代の同僚と、昼休みの時間だけでなく職場の外でも集まって、仕事のことなどいろいろと相談し合えることは嬉しいです。

仕事への姿勢

小林化工では、汚染や異物混入を防ぐために、一つの工程が一つの部屋で行われるようになっています。私が担当している工程は、室内に1人か2人で作業することが多く、集中して作業に取り組める環境です。「昨日はこれだけ出来たから、今日はここまでしよう」と自分なりに目標を立てて、楽しみながら仕事をしています。

仕事をするときに心掛けていること

医薬品の製造工程にいるので、衛生面や身だしなみには特に気を付けています。また、当たり前のことですが、決められた作業手順に従って、ひとつひとつ忠実に業務をこなすことが大事だと思います。「基本に忠実に」です。

道官さんにとって「働く」とは

自分の仕事が、多くの人々の健康を手助けできたらと思います。私にとって「働く」とは、この会社に貢献することと、自分なりにできることを精一杯することだと思っています。

地元への思い

生まれ育った地元「あわら」は、私にとって特別な場所です。自然が豊かで人が優しく親切なところは、これからも変わらないで欲しいと思います。若い人が都会へ出てしまっているので、もっと活気のあるまちになると、地元に残る若い人も増えるのではないでしょうか。期待しています。

これから就職する人へ

自分を信じて、自分の進みたい道をじっくり考えて、後悔しないように進んでください。

勤務先情報

小林化工株式会社
住所 〒919-0603 福井県あわら市矢地5-15 (本社)
電話番号 0776-73-0690
ホームページ http://www.kobayashikako.co.jp/index.html

小林化工株式会社は、医療用医薬品を中心に、研究開発・製造・販売を手掛けています。医療フィールドの声に耳を澄まし、「誰もが取扱いやすいと感じる医薬品」「誰もが飲みやすいと感じる医薬品」を求めて、製剤改良に挑戦しています。

ジェネリック医薬品

後発医薬品のこと。製薬会社が開発した新薬(先発医薬品)に対して、その特許が切れた後、同じ有効成分を使用し、同じ効き目・品質・安全性を持っていると厚生労働省に承認された医薬品です。先発医薬品に比べて安価なので、患者さんの費用負担も減り、国の医療費の節減にもつながります。

小林化工が求める「ユースフルジェネリック」

小林化工株式会社では、「誰もが取扱いやすいと感じる医薬品」「誰もが飲みやすいと感じる医薬品」を求めて、独自の製剤工夫を施した「ユースフルジェネリック(高付加価値型ジェネリック医薬品)」の開発に力を入れています。例えば、高齢者やお子さまに対して、大きな錠剤を小さくしたり、苦い味や香りを改良して飲みやすくするなどしています。

くわしくは、小林化工株式会社のホームページをご覧ください。

場所情報

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お問い合わせ先

商工労働課 商工労働グループ

電話番号:0776-73-8030 ファックス:0776-73-1350
メール:syouko@city.awara.lg.jp